通販で購入する前に、販売元を確認していますか?
前回は怪しいお店の見分け方について投稿しました。お酒には色々種類がありますが、決して安くない買い物であることには違いありません。ましてやニセモノとなると、健康被害にも直結します。
そのようなお酒を通信販売で購入する際は、お店の所在地や販売者が明記された所で購入されることをおすすめします。というより、それがないのは全てアウトなのです。これも、まともなお店でないと判断できる要素の一つです。
これは単純に、商品に何かあった際の返品先を事前に伝えるという役割があります。それをしていないということは、何か良からぬ事情があると思いませんか?同じ理由でオークションサイトやフリマアプリの「匿名配送」になっているものも、出品している方が酒類の販売免許を持っておられないことを示しています。
当店もお酒の通信販売の免許を取得する際、税務署の方とこの点についてかなり話し合いました。当店の所在地や販売者については、「特定商取引に関する表示」に記載しておりますので、そちらでご確認ください。
実はこの事例、実店舗を構えていて、最近通販を始めた「老舗」と言われるようなお店でも見かけることが少なくありません。このようなお店には長年培われてきた地域の皆様との絶大な信頼がありますが、行くことがあれば傷つかないように伝えてあげるのも「優しさ」だと思います。