Royal Oak Distillery〜ロイヤルオーク蒸溜所〜
アイルランド南東部のカーロウ州にあるロイヤルオーク蒸留所がオープンしたのは2016年。当初は創業者のバーナード・ウォルシュ氏の名前をとってウォルシュ蒸留所と名乗っていたが、2019年にイタリアの会社が全株式を取得し、蒸留所名をウォルシュからロイヤルオークに改めました。もともと、蒸留所が建てられている場所が、ロイヤルオークと呼ばれていたためです。
ロイヤルオークが造るのは2回蒸留のモルトウイスキーと3回蒸留のポットスチルウイスキー、そして3塔のコラムスチル(連続式)で蒸留するグレーンウイスキーの3種類。そのための3基のポットスチルと、1セットの連続式蒸留機が1つ屋根の下に納まっている。近年アイルランドに40近いクラフト蒸留所がオープンしていますが、ポットスチルとコラムスチルが1つ屋根の下に納まっているのは、ロイヤルオークが初めて。
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