テイスティンググラスの違いって何???

 ウイスキーを愉しむために欠かせない、ウイスキーのテイスティンググラス。その口当たりや形状でウイスキーが持つポテンシャルを大きく左右する、最も大切なウイスキーのパートナー。

 しかし、いざ購入を決意して最初にぶつかる壁は、「どの形状がいいのか」ということだと思います。背の高いものや低いもの、蓋付きのものや値段も千差万別。当店では世界的にも最も定評のあるグレンケアンのテイスティンググラスをいくつか販売しているので、それをもとに違いを紹介します。


 

(1) ブレンダーズグラス

 ウイスキーのテイスティンググラスとして欠かせないのがこちらのグラス。スコットランドのすべての蒸溜所に提供されているだけでなく、世界各地のウイスキーフェスティバルでも使用されている、絶大な信頼を獲得している一品。まだお持ちでないなら、持っていて損はないグラスだと思います。


 

(2) ミキサーグラス

 

 ウイスキーをトワイスアップやロックスタイル、ソーダーやジンジャーエールなどのミキサーでも楽しみたいというウイスキー業界からの声で誕生したクリスタルグラスです。ウイスキーの芳醇な香りをしっかりと表現してくれます。


 

(3) コピータリッド付きグラス

 卵型の形状になっているため、液体から立ち上る香りが口の部分で凝縮され、香りが拾いやすくなっています。そして、蓋が出来ることで、時間と共にアルコールと一緒に揮発してしまう芳香成分を逃さずに溜めておくことができます。また、脚が長いため、体温をウイスキーに伝えづらいのも特徴です。


 

 いかがでしたでしょうか?

中には格安のものが販売されておりますが、やはりせっかくであったウイスキー。そのポテンシャルを最大限に引き出してあげたいですね。